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【株式会社ワコール様】EDIシステム刷新。最適解はグループ共通基盤とサービス利用でした。

お客様のご紹介

2018/06/25

WILLGATE 株式会社ワコール様
本 社 京都府京都市南区吉祥院中島町29
創 業 1946年
資本金 132億6,000万円
連結従業員数 19,881名
ホームページ https://www.wacoal.jp/



株式会社ワコールでは、グループ会社の株式会社ルシアンと共に、株式会社インテックが提供するクラウド型EDIサービス「EINS/EDI-Hub Nex(以下EDI-Hub Nex)」を導入した。


グループ各社で社内構築していたEDIインフラを、クラウド型サービスに移行することに決めた理由、およびクラウド型EDIサービスを選定するにあたっての基準を、株式会社ワコール 情報システム部 グループ情報システム課 前田浩一氏と同課 大塚正芳氏にうかがった。

導入の背景①

EDIパッケージを自社構築していた



-貴社についてご紹介ください。
 株式会社「ワコール」含む「株式会社ワコールホールディングス」は、インナーウェア(主に婦人のファンデーション、ランジェリー、ナイトウェア及びリトルインナー)、アウターウェア、スポーツウェア、その他の繊維製品及び関連製品の製造、卸売販売及び一部製品の消費者への直接販売を主な事業としており、更にその他の事業として、飲食・文化・サービスおよび店舗内装工事の事業を展開しています。2013年5月現在、子会社62社および関連会社9社で構成されます。
 中でもグループ中核事業会社の「株式会社ワコール」は女性用下着で国内シェアトップを占める他、男性用下着、スポーツウェアなどの新事業にも積極的に進出しています。
 2008年には女性向け下着通信販売会社「株式会社ピーチ・ジョン」を、2009年には衣料品・手芸用品・レース素材メーカー「株式会社ルシアン」を、それぞれ株式交換により完全子会社化しました。



 

-EDI-Hub Nex導入前はどのようなEDIインフラを利用していましたか。
 EDI-Hub Nex導入前は、グループ各社で別々のEDIパッケージを自社構築していました。株式会社ワコールでは8年ほど前に導入したパッケージを使用し、約400社の接続先と受発注・出入荷・見積などのデータ交換を行っていました。
 32回線以上の回線と約20台のモデムを使用し、トランザクションは日曜以外は常に動いているという状態でした。同様に株式会社ルシアンでは株式会社ワコールほどの規模はないものの、別のパッケージで約100社の接続先とデータ交換を行っていました。

-流通BMSにはどのように対応していましたか。
 以前より流通BMSの対応が必要だった「株式会社ワコール」では、利用していたEDIパッケージが流通BMSに対応していたものの、環境の要因で流通BMSのみ別のサーバーを立て、異なるデータセンターで運用をしていました。一方「株式会社ルシアン」で利用していたEDIパッケージは、流通BMSには未対応でした。しかし2012年末までに流通BMSに対応することを取引先の大規模ストアチェーンから要請されていましたので、対応方法を検討していました。

-Web-EDIにはどのように対応していましたか。
 Web-EDI については、取引先ごとに個別対応していました。現場の営業担当が、取引先独自のWeb-EDI に手作業で対応しているケースもありました。市販のWeb-EDI自動巡回パッケージを導入して対応しているケースもありました。

導入の背景②

-株式会社ワコールにおけるEDI-Hub Nexの導入状況を教えてください。
 私たちは、2012年、グループ各社のEDIインフラを、EDI-Hub Nexに一本化していくことを決定しました。
既に2012年秋より、ワコールグループの衣料品・手芸用品・レース素材メーカー「株式会社ルシアン」で、EDI-Hub Nexの運用を開始しました。2013年夏にはグループ主力の「株式会社ワコール」でEDI-Hub Nexの運用を開始します。



-なぜ、自社構築型EDIパッケージではなく、クラウド型EDIサービスを導入することにしたのですか。
 自社構築型EDIパッケージからクラウド型EDIサービスに切り替えることにした理由は、主に3つありました。



 ワコールグループは、新規事業への進出や事業拡大を、積極的に行っています。販売チャネルも、今後さらに拡大・開発していく計画です。事業の拡張や販路の拡大には、EDIの相手先や要対応のEDI仕様の追加が伴います。EDIパッケージを自社構築している場合、EDIの相手先や仕様が追加されるたびに、回線を確保したり、システムを設定し直したりといった対応が必要になります。特にEDIインフラを自社構築していてボトルネックになっていたことの一つに、モデムの相性の問題がありました。
 相手先のモデムによって、相性の良いモデムとそうでないモデムがあるため、EDIの相手先が増えたり、相手先のモデムが変更されるたびに、どのモデムならエラーなく通信できるか調べるところから始める必要がありました。クラウド型EDIサービスを導入すれば、こうしたEDI周りの調査や整備をアウトソーシングできるので、よりスピーディな事業展開が可能になります。




 EDIインフラを自社構築していた時は、回線のひっ迫やモデムの故障などによる障害が月2~3回は発生し、対応に追われていました。また、モデムはいつ製造中止になるかわからないため、相手先と相性の良いモデムが故障した時に備え、予備として同一の形式のモデムを買えるだけ買っておく必要がありました。自社構築型EDIパッケージをクラウド型EDIサービスへ切り替えれば、こうした手間や費用を大幅に削減できます。




 
EDIパッケージを自社構築した場合、ほぼ5年おきにリプレイス費用が発生します。リプレイスにあたっては、新しいパッケージやシステムの検討に、時間や人手も取られます。5年、10年、さらにその先まで考えると、リプレイスが不要なクラウド型EDIサービスは、コスト面でも工数面でも圧倒的に有利と考えられました。
 主に以上3点の理由から、ワコールグループの共通EDIインフラとしてクラウド型EDIサービスを導入することを決め、サービスの選定に入りました。







サービス選定時の基準

 


-クラウド型EDIサービスを、どのような基準で選定しましたか。
 主に3つの基準で選定しました。




 クラウド型EDIサービスのプロバイダは無数に存在しますが、今回はワコールグループ全体での導入を視野に入れての選定になりますので、信頼性に関する基準はかなり高めに設定しました。「このEDIサービスなら安心して導入できる」とグループ各社に納得してもらえなければ、いくら我々が音頭を取っても、グループ全体への普及が進まないからです。信頼性が我々の要求水準に達していると判断できたクラウド型EDIサービスは、EDI-Hub Nexの他に、2社のサービスだけでした




 グループの中には、売上規模がそれほど大きくない会社も存在します。利用料が高額なEDIサービスですと、我々が導入を決めても、グループ全社の納得が得られない可能性がありました。このため、コスト面もシビアに検討しました。




 グループ主力の「株式会社ワコール」では、以前から社内のEDIシステムと基幹システムを自動連携させていました。EDIサーバーに届いたファイルの後続処理だけでなく、毎日の保守オペレーションもすべて自動化しているため、夜間のオペレーターは不要な状態です。こうした基幹システムとの高度かつ独自の連携を、従来通り実現できることも、我々がクラウド型EDIサービスに求めた条件の1つでした。
信頼性でスクリーニングして残った3社のクラウド型EDIサービスのうち、1社のサービスは、そもそもこうした自動連携が不可能でした。
 もう1社のサービスは、カスタマイズで自動連携を実現することは一応可能ではあるものの、費用があまりにも高額だったため、カスタマイズは断念せざるをえませんでした。
これに対してEDI-Hub Nexは、我々が必要とする自動連携の大半を標準の範囲で実現できる上に、標準の範囲で実現できない自動連携も、それほど高額ではないカスタマイズ費用で実現できました。こうした柔軟性の高さが決め手となり、EDI-Hub Nexの導入を決めました。




-EDIインフラのリプレイスを検討している企業の方に、何かアドバイスがあればお願いします。
 我々もまだ導入の途上なのでアドバイスというのもおこがましいのですが、弊社では、特に「グループ全体でのEDIインフラの一本化」および「EDIシステムと基幹システムとの自動連携」を重視して、EDIサービスを選定しました。各企業もしくは企業グループで、EDIインフラに求める条件をよく整理した上で、目的に合ったパッケージなりサービスなりを選ぶことが大切ではないかと思います。


-最後に今後の抱負と、ネクスウェイおよびインテックへの期待があればお願いします。
 これまで各部署の担当者に対応を任せていたため全社的な把握ができていなかったWeb-EDIの部分も、今回のEDI-Hub Nexを導入したことで統合が可能になりましたので、順次統合を進めていきたいと考えています。また、今回導入した2社以外のグループ会社のEDIインフラも、順次EDI-Hub Nexに切り替えていきます。以前より活用してきたFNX e-帳票 FAXサービスと合わせて、ネクスウェイおよびインテックには引き続きサポートを依頼したいのでよろしくお願いします。
 

 

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