2021/01/27
FAXサーバの自社立ち上げには、大きなリスクがつきものです。取引先のシステム環境まで想定するなら、システムの規模は大きくなり、開発期間も長引きます。
ネクスウェイの「FNX e-帳票FAXサービス」のようなASPサービスを使えば、初期投資はゼロ。また、通信ネットワークのキャパシティが大きいので、ピーク時の大量データ送信も安心になります。おまけに保守コストもかりません。
コストや人的負荷の面から比べても自社のFAXサーバ立ち上げよりずっと大きなメリットがあると皆さんお考えになるようです。
自社でFAXサービスを構築した場合、もし災害の発生や障害がおきてしまったときには、自社のリソースを使って対応しなければなりません。
そうなった際に、従業員の人件費はもちろんのこと、修理にかかる費用も自社持ちです。 また、いつ災害が起こるかわからない日本では、災害時を見据えたBCP対応もきちんと準備をしておかなければなりません。
しかし、FAX ASPサービスであれば、災害・障害時はサービス提供者が対応にあたるため、自社のリソースを大幅に使わなくても大丈夫です。加えて、災害時も大半のクラウドサービス業者がサービスセンターを強固な場所に構えているので安心できます。
そこで気になるのが対応データの形式になるかと思いますが、FAX ASPサービスは多くのデータ形式に対応できるものがほとんどです。
例えば、「FNX e-帳票FAXサービス」の場合、従来一般的だった固定長ファイルに加えて、CSVテキスト、PDF/TIFFといったイメージデータにも対応しています。
しかも通信プロトコルは、全銀TCP/IP手順に加えて、FTP、電子メール(SMTP)などが利用できます。ホストシステムのみではなくオープン系システムとの連携も容易で、さまざまなアプリケーション環境に対応しているわけです。
どんな帳票レイアウトが可能なのかということも、ぜひチェックしていただきたいポイントです。
例えば、「FNX e-帳票FAXサービス」の場合、フォントやサイズなどが幅広く設定でき、ロゴマークやバーコードなどの印字も可能です。そのため現在使用している帳票の体裁をほぼそのまま踏襲することができます。
またFAXのみではなく電子メールでの受信を希望されるお客様の声にも応えることができるため、デジタル化の流れにも遅れをとりません。
FAXが確実に送り先に届いたかも重要なポイントです。FAX ASPサービスでは、送信管理ができるサービスも付帯していることが多く、画面上で各種FAXの送信管理を行うことができます。
例えば、ネクスウェイでは「FNXnaviⅡ」というサービスをご提供しています。これを利用すればWebブラウザ上で送信状況の確認や再送信指示などが行えるほか、配信後のログレポートや送信済原稿を見ることができます。送信結果や不達の通知、そしてFAX送信で必ず問題となるリダイヤルなどもすべて安心してお任せいただけます。送信状況は365日24時間体制でしっかり管理されているので、送信の監視・運用・保守に関するユーザーサイドの負担はほとんどありません。
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