FAXDMを送信する前にテンプレートを作成しておこう
FAXDMを送るときにはテンプレートを予め作成しておこう
最近はFAXDMを使った営業手法が見直されているのですが、FAXDMのメリットにはどんなことがあるのでしょうか。最大のメリットは、開封率が100パーセントであることです。メールの場合であれば受信拒否設定をされていたり、迷惑メールフォルダに直接入ってしまったりすることがあるので、必ずしも送ったメッセージが読まれるというわけではありません。また、受信ボックスに入ったとしてもタイトルだけで判断されてしまって読まずに捨てられてしまうこともあります。
一方、FAXDMは予め本文が開かれた状態で先方のFAXに届くので、中身を見ずに捨てられることがありません。誰しも届いたファックスの内容には目を通しますので、その上で捨てられるのは仕方ありませんが、読まれずにそのまま捨てられるということにはなりません。ですから、仮にFAXDMを送ってもあまり反響がないのであれば、本文の内容を修正すればいいということがわかります。メールの場合だと、そもそも読まれているかどうかが不明なことも多いので改善方法が困難なのですが、FAXDMは問題点がどこにあるのかが明確なので迅速に修正することが可能なので、売り上げアップにつなげることができます。
また、予めテンプレートを作成しておけば、ものの数分で何十社に送ることもできます。送るたびに一から本文を作成していては時間のロスが生じてしまいますが、テンプレートを作成しておくことで誰でも簡単に短期間でFAXDMを配信することができます。また、一件当たりのコストも少ないので、一斉配信しても通常のダイレクトメールとは違って出費が大きくなることはありません。
予めテンプレートさえ作っておけば効果的なFAXDMになる
通常のダイレクトメールの場合は、中身を印刷してそれを封入し、宛名を貼って発送するという流れになるため、最低でも一週間程度の時間がかかります。さらに、それだけの制作費や人件費もかかるので一通当たりのコストはFAXDMとは比較にならないくらい高いです。しかも封書でのダイレクトメールは、メールと同様に読まれずにそのまま捨てられるというリスクもあります。
このことからも、自社の製品やサービスを顧客に知らせるためにはFAXDMを使用することがおすすめなのですが、実は効果的なテンプレートさえ作っておけば、テレアポで簡単に成果を出すこともできます。テレアポというのは、顧客一人一人に対して電話を掛けて自社の製品やサービスを紹介する手法なのですが、いきなりテレアポをしても成約できる可能性は非常に低いです。
しかし、予めFAXDMにて自社の製品やサービスを紹介しておけば、後日テレアポしたときに詳細を聞いてくれる可能性が一気に高くなるので、いきなりテレアポをしてセールスを仕掛けるよりもずっと高い可能性で売り上げアップにつながります。さらに、コピーライティングを駆使して精度をアップしたり、季節によって内容を変化させたりするなど工夫すれば、顧客は次第に届いたメッセージの内容を熟読してくれるようにもなります。単純にテレアポするよりも、FAXDMという低コストの営業手法を織り交ぜることによって、売上や成約向上の効果を期待できるでしょう。
反応率の高FAXDMを送るためのテンプレートの内容とは?
先ほども述べたように、テレアポで高い成約率を出すためには、事前に反応率の高いテンプレートを作成してそれを一斉送信することが非常に有効なのですが、ではどうすれば反応率の高いテンプレートを作成することができるのでしょうか。効果的なテンプレートを作るためには、一目でどのような内容が記載されているのかがわかることが大事です。
いくらFAXDMが有効な営業手法だからといっても、やはり小さな文字でびっしりと埋め尽くされたものは誰も熟読しようとは思わないでしょう。しかし、強調すべきところをしっかりと強調しており、さらにキャッチーな文言を適度に散りばめることによって顧客の興味関心を一気に惹きつけることができます。さらに、ターゲッティングやマーケティングも忘れてはいけません。極端な例ではありますが、自社の製品やサービスが30代男性をターゲットとしているのに、それ以外の年代や、女性向けに書かれていたとしたら高い反応率を出すことはできません。そもそも需要のないものをすすめたところで誰も買おうとはしないので、今どのようなものに人気があるのか、どのようなサービスが求められているのかなどをしっかりとリサーチする必要があります。
そうして試行錯誤をして作り上げた内容をテンプレート化して社内で共有すれば、必然的に売り上げアップにつながるというわけです。ただ、どうしても自社でテンプレートを作成するのが困難だという場合、今は優良な配信業者がいますので、そのような業者に相談するといいでしょう。起業したばかりの会社であればノウハウが一切ない状態であることも多いので、一からテンプレートを作成するよりも最初からプロに相談した方がより早く成功に近づくことができます。