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IBMiからスムーズな帳票FAX送信を実現。 そのバックエンドで活躍するネオアクシスの「Toolbox」

2017/11/17

 パッケージ・IT基盤の提供、基幹系システム開発事業からディーラー業務支援事業まで、さまざまなサービスを手掛けているネオアクシス株式会社(以下、ネオアクシス)。ネオアクシスが扱うIBMi(AS/400)の機能拡充を目的とした「Toolbox」シリーズは、ネクスウェイのクラウド型自動FAX配信サービス「FNX e-帳票FAXサービス」とも連携可能だ。今回はネオアクシス ソリューション事業部 プロダクトサービス部 部長 白石昌弘氏を招いて、ToolboxシリーズとFNX e-帳票FAXサービスの連携についてお伺いした。

IBMiの機能を拡張するToolboxシリーズ

 ミッドレンジ・サーバであるIBMiでは定番となっている「Toolbox for IBMi」。高い堅牢性や安定性が評価され、多くの企業で古くから利用されているIBMiだが、オープン系やクラウドで利用可能な機能に対応が難しいという面もある。

 その課題を解決するために開発されたのがToolboxシリーズで、IBMiに通信、保守、プログラム開発支援、文書化管理支援、運用支援、JCAや全銀手順のEDIなどの機能を拡張する。

 もともとToolbox for IBMiは日本IBMが開発したものだが、ネオアクシスが引き継いだ。それ以降、「Toolbox EDI Service」「Toolbox OPENコマンド」など、顧客のニーズに応じたラインナップをネオアクシスが開発・リリースしてきた。



「例えばIBMiには日本で普及しているEDIの通信機能が備わっていなかったために、Toolbox for IBMiで、JCA手順や全銀ベーシック手順、全銀TCP/IP手順の通信機能を扱えるようにしました。その後、流通BMSへのニーズが増えたことから『Toolbox EDI Service』を開発し、リリースしています。

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 またオープン系のシステムに比べて、IBMiはメールの送受信やMicrosoft Excelの編集のような処理が得意ではありません。『Toolbox OPENコマンド』を利用すれば、IBMiでもメールの送受信やMicrosoft Excelのファイル操作、スプール(印刷)データのPDF変換などが可能になります」と白石氏は、Toolboxシリーズが支持されている理由を述べた。

 「IBMiハードウェアの小型化に対応できる『Toolbox for UST』というハードウェアと組み合わせて稼働するソフトウェアも扱っています」と白石氏は紹介した。通常、IBM iにEDIの回線をつなぐには、V.24用通信カードとケーブルを装着する。しかし、近年のIBMiはコンパクトになり、数多くのケーブルを装着するのが困難になってきた。そこで、多くのケーブルを接続するための外付けのハードウェア『UST』を利用してIBMiのV.24用通信カードを使用せずにEDIを実現できるソフトウェアとして開発したのが『Toolbox for UST』である。

 近年は、運用管理ツールのJP1からIBMiを管理する『Toolbox for JP1』、システム管理を自動化する『Toolboxシステム監視』にも注力しているという。IBM iは、オープン系システムとは異なるため、JP1などの運用監視ツールで管理するには煩雑な処理が必要となっていた。しかしこれらのツールを使うことで、オープン系システムと同様にIBMiを扱えるようになり、システム担当者の負担が軽減される。

IBMiとFNX e-帳票FAXサービスとの連携を実現するToolbox

 IBMiからFNX e-帳票FAXサービスに送られるデータは、CSVなどのテキスト形式であるケースが多いとされている。白石氏は「IBMiが出力する帳票を、FNX e-帳票FAXサービスを使ってFAX送信する場合、たいていはバックエンドで『Toolbox for IBM i』が稼動している」と説明した。


 「文字コードにはさまざまな種類がありますが、IBMiは、もともとEBCDICという文字コード、固定長のデータベースを持つシステムです。そのデータをFNX e-帳票FAXサービスに送る際には、EBCDICからASCIIに、固定長からCSVに変換しているお客様が多いと思われます。その処理をToolboxが行っています」

 数は少ないがCSVなどのテキスト形式ではなく、イメージで送信するケースもある。IBMiとFNX e-帳票FAXサービスの間に帳票作成ツールを活用している例では、PDFなどのイメージを作成し、メールやFTPを用いて、FNX e-帳票FAXサービスに送信している。

 「CSVの送信そのものは簡単に実現できそうですが、この処理は、フォーマット変換、文字コード変換等、意外に面倒であり、お困りのお客様もいらっしゃいます。ご相談いただければ、サポートさせていただきます」

迫るINSサービス終了。EDIの対応が課題

 2024年、NTTはINSネット ディジタル通信モードの提供を終了する。これはEDIを利用する企業にも大きな影響があるといわれている。

PDFファイルの保管基盤として用いられているSPAは、SVFで作成したPDFはもちろん、オフィスファイルを変換したPDFやスキャナーで取り込んだ紙の帳票や領収書なども保管することができる。さらに、SPAはPDFの中身を全文検索したり、部分一致や範囲検索を行う機能が備わっているので、柔軟な検索と高速なレスポンスを実現している。明細レコード単位での検索など、帳票を利用する現場にとって便利な検索が可能だ。

「INSネット ディジタル通信モードを活用しているJCA手順、全銀ベーシック手順などは、通信手順の変更が必要になります。提供終了を見越して、次のプロトコルを作ろうという話が挙がっていますが、今のところ、全銀TCP/IP手順の後継が定かではありません。そのため、先に流通BMXで利用されているJX手順のクライアントの実装を行なうなどの計画を進めています」

ネオアクシスは、INSネット ディジタル通信モードの提供終了に備えて、多くの企業と密に検討を重ねて、この対応策への知見を蓄積している。

白石氏は「EDIの次のプロトコルをどうしようかと検討しているお客様、IBMiの利用でお困りのお客さまがいらっしゃいましたら、ぜひお声をかけてください」と呼びかけた。