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IBM iの帳票をクラウドからFAX送信。FNX e-帳票FAXサービスとWilcommの連携で実現

2017/08/22

IBM iやAS400の帳票を効率よくFAXで送信するために、本記事では株式会社フェアディンカム(以下、フェアディンカム)が提供するIBM i / AS400 スプールファイルの総合帳票ソリューション「Wilcomm」とネクスウェイのクラウド型FAX配信サービス「FNX e-帳票FAXサービス」との連携について、フェアディンカム セールスマネージャー 伊藤 慎一氏にお話を伺いました。

通常のプリンターでの印刷、メール添付、ファイル保存など、オフコンでの帳票活用を広げる「Wilcomm」

 「フェアディンカムのIBMi/AS400対応帳票ソリューションWilcommは、IBM i / AS400の帳票を、通常のプリンターや複合機での出力、メールに添付しての送信、ファイルへの保存、FAXでの送信を可能とする統合配信パッケージです。ネクスウェイのFNX e-帳票FAXサービスと連携することによって、より効率の良いFAX送信を実現し、不達や再送信の管理もしやすくなります」と、伊藤氏は「Wilcomm」を紹介した。

 多くのオフィスには汎用的なプリンターや複合機が設置されているが、オフコンと呼ばれるIBM i / AS400の場合、標準ではそれらを利用できず、帳票印刷には高価な専用プリンターを使わなければいけないという制約があった。しかし、Wilcommを用いれば、汎用的なプリンターや複合機でも印刷できるので、帳票印刷に関わる出力の初期費用やランニングコストを抑えられる。

 用紙代などのランニングコストも大幅に軽減できることもWilcommの導入メリットの一つだ。IBM i / AS400での帳票出力は、事前に書式が印刷されているプレプリント用紙を使うことが多い。書式ごとに異なるプレプリント用紙を作る費用も、企業にとっては大きなコストだ。しかしWilcommを活用することで、一般的なカット紙が利用できるため、プレプリント用紙が不要となる。

 Wilcommには、帳票をプリンターや複合機から出力するWilPrint、添付ファイルとしてメール送信するWilMail、FAXサーバから送信するWilFax、ファイルとして保存するWilFileのほか、スプールデータをMicrosoft Excelファイルに変換するオプション機能も搭載しているので、データの二次利用がしやすいという利点もある。

 IBM i / AS400を利用している企業が、帳票を使った日々の業務をより効率よく、かつコスト削減したいというニーズにマッチしているのが、Wilcommといえる。

 IBM i / AS400では、帳票のもとになるデータはテキストファイルとして扱われる。Wilcommは、そのテキストファイルの内容を帳票のレイアウトにオーバーレイで割り付けて、プリンターに出力するという仕組みで働く。印刷のためのスプールフォルダにデータを入れれば、それがトリガーとなり自動的に印刷の処理が始まるので、使い勝手もよい。

 「ホスト側に変更を加える必要がないため、導入しやすく、コストパフォーマンスに優れているのがWilcommの特長です」(伊藤氏)

 このような利点を持ったWilcommについて、伊藤氏は「IBM iの市場は100本売れればヒットといわれる世界ですが、Wilcommは国内で500本以上の実績を持っています」と語り、シェアの高さを説明した。

「FNX e-帳票FAXサービス」との連携によって、FAXの確実性が高まり、安定した利用が可能に

 ビジネスシーンでは発注書、納期回答書、支払通知書、出荷の指示や報告など、FAXの需要もまだ高い。WilcommのWilFaxはオンプレミスを想定したもので、FAXゲートウェイを設置し、FAX用の電話回線を用意することで稼働している。

 「ところがオンプレミスでのFAXの管理は意外に大変です。送信側が正しく処理したとしても、受信側でエラーを起こして送信が失敗することもあります。また大量に送信する際には、電話回線数も多く必要になります。それらの負担を軽減するために、クラウド型のFAXサービスを利用したいというニーズは高かったのです」と伊藤氏は、クラウド型FAXサービスとの連携の背景を述べた。

 FNX e-帳票FAXサービスは、FAXサーバやFAXゲートウェイの構築はもちろん、FAX用の電話回線を保有する必要のない、クラウド型のFAXサービスだ。業務システムから送られてくる出力ファイルと送信先リストを受け取り、クラウド上のシステムからFAXを送信する。潤沢なFAX用電話回線を保有しているため、突発的で大量のFAXも短時間で効率よく処理できる。

 Wilcommと FNX e-帳票FAXサービスの連携は、WilcommのメールサービスであるWilMailで実現する。IBM i / AS400のスプールデータを、WilcommがPDFファイルに変換し、メールの添付ファイルとしてWilMailからFNX e-帳票FAXサービスに送信する。そしてFNX e-帳票FAXサービスから送信先にFAXとして送るという仕組みだ。

「FNX e-帳票FAXサービスとの連携によって、FAXの管理のしやすさ、送信の確実性が大幅に向上します」(伊藤氏)

 伊藤氏によると、他社製のFAXサービスでは、不達のエラーがあっても通知がなく、管理者画面の送信一覧からエラーがないかを確認しないと、エラーに気が付かないこともあるとのこと。

 しかし、FNX e-帳票FAXサービスなら、FAXで不達になったとしても、リアルタイムで送信結果が通知されるので、すぐ再送信するといった迅速な対処が可能になる。またFNX e-帳票FAXサービスにログインして管理者画面を見れば、FAX送信の結果が一覧でわかる。

連携事例

 WilcommとFNX e-帳票FAXサービスを連動させたケースとして、伊藤氏は、出荷案内書をハガキで送付していた会社の事例を紹介した。

 その会社では、前日に出荷した案内書を、圧着ハガキにして取引先に郵送していた。圧着ハガキとは、ふたつ折りにしたハガキを圧着して閉じたもので、剥がさないと中身が見られないタイプのハガキである。しかし、圧着の処理や郵送に掛かる手間と時間が課題だった。

 そこで、同社はコスト削減のために、圧着ハガキの送付を、WilcommとFNX e-帳票FAXサービスに切り替えた。これにより出荷案内を自動的にFAX送信することが可能になり、ハガキ圧着と郵送の業務から開放された。

 伊藤氏は、「ハガキ作成と郵送は、人手に頼る運用でした。FAXへと切り替えることで、その処理を自動化して、省力化と確実性の向上を実現し、さらにハガキ圧着装置の維持管理が不要になりました」と、切り替えの効果を説明した。

最後に一言

「IBM i / AS400をお使いの企業様は、たくさんあります。使い続ける理由は、お客様のプログラム資産の継承です。昔から使っていたシステムが動く環境は代えがたいものがあります。WilcommとFNX e-帳票FAXサービスを活用すれば、IBM i / AS400の帳票基盤環境のモダナイズが可能となります」