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【つなぐ連載1】DataSpiderを提供する、アプレッソ脇野寛洋氏の「システムと人をつなぐ」意義とは

2016/09/28

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テクノロジーの力によって、今までバラバラだった人やものがどんどんつながってきています。
 
遠く離れている人や会えなかった人たちともSNSでつながり、オフィスに来なくても仕事ができる「リモートワーク」なども進んでいる現代。
そんな中で、異なるシステムのデータやアプリケーションをノンプログラミングでつなぐプロダクト「DataSpider」をリリースしている株式会社アプレッソ。
 
今回は「つなぐ」をテーマにした連載第一弾として、アプレッソ株式会社の脇野寛洋氏にお話を聞いてきました。

ミドルウェアという領域でつなぐ

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- まずアプレッソさん、そして、『つなぐ』を実践しているDataSpiderについて教えてください。  

まず、アプレッソはDataSpiderをはじめとして、「つくる」から「つなぐ」をコンセプトにした「つなぐ」ソフトウェアを開発しているソフトウェアベンダーです。主力製品であるDataSpiderは図をみていただければ分かる通り、単体で業務を実現するのではなく、両側のシステム同士をつないで業務をつくるソフトウェアで、どちらかというと、開発言語に近いソフトウェアになります。DataSpiderは、『異なるシステム同士をつなぐ開発を効率的に行うことができる』ソフトウェアなので『導入して終わり』ではなく、業務の変化に対応しながら『継続的に利用』していただけるソフトウェアです。古くからのユーザーさんだと10年以上、機能拡張とバージョンアップを繰り返し現在もご利用いただいています。そんなDataSpiderはファーストリリースが2001年なので今年で15年になるんです。

- 15年ですか…!その中で、DataSpiderの『つなぐ』が時代と共に変化していると思うのですが感じることはありますか? 

そうですね、以前はデータベースからファイル、ファイルからデータベースなどとつなぐバッチ処理が中心でしたが、最近ではクラウドサービスを利用される企業が増えてきたので、クラウドサービスとつなぐという用途も増えてきていますね。

そしてこれはわたしが個人的に思っていることなんですが、これからはデータを渡すだけじゃなく、処理イベントを通知するだけでも利用してもらえるんじゃないかと思っています。

以前協賛したハッカソンでPepperの手を触ったというイベントからHueという照明機器を点灯させる、というのを実現してくれたチームがあったんですが、これってクラウド上にインストールしてあったDataSpiderを経由して実装されていたんです。あ、こんな使い方があるんだ!って。クラウドとかオンプレとか場所は関係なく、ことなるモノ同士があの短時間でつながって変化を与えられるところがもう面白くて。こんな体験から、時代とともに必要とされる『つなぐ』という定義が変わってきていると感じています。

Philips Hue(スマート IoT照明):http://www2.meethue.com/ja-jp/

システムをつなぐのはDataSpider お客様をつなげるのは「営業」である

- そこでの一番のポイントってオンプレもクラウドも意識せずにユーザーが使えるようになるということですか?
 
そうですね。クラウドもオンプレもですが、広い意味でソフトやハードも同じ言語で会話できるようなインターフェイスを整備し始めていますよね。ユーザーが直接触るインターフェイス以外に、プログラムから利用するためのインターフェイスとしてWebAPIを。こうしたインターフェイスの提供が多くなっているのを見ていると、連携の仕方や置き換えも進んでいるなと感じます。これはDataSpiderのような『連携ミドルウェア』を提供しているからこそ、よりそのように感じるのかもしれないですね。
 
- なるほど。その点で言うと、時代とともに変化していく中でDataSpiderはどのようにして機能を追加していくのですか?社内からの意見なのか、ユーザー様からの意見なのか。
 
半々ですね。DataSpiderは企業の『根幹』となるシステムで利用していただいているので、奇をてらったような機能をボコボコつけたりするようなことはしません。地味だけど確実なものを、それでいてちょっとした新しいエッセンスも忘れないように追加していく。真面目に実直にやっていくことをモットーにしています。流行りにのってしまうことは簡単なんですよ。しかし、機能を追加していくことで迷惑がかかってしまう場合もあるので、「コアな部分を厳選して」機能拡張するようにしています。
 
- その、お客様の声を社内に持ち帰るのは誰なんですか?
 
パートナー様や私たち営業ですね。お客様から問い合わせをいただいて、現場に行きお客様のニーズを把握して考え、開発にフィードバックをするという感じです。また、弊社ではハッカソンを開催していまして。その場で得たエッセンスを持って帰り、開発に活かしていくということもあります。
 
※ハッカソンとは、ハックとマラソンを掛けあわせた造語。ソフトウェア開発者が一定期間で開発や共同作業を行いアイデアや技術を競うイベント。
 
- 参加する目的としてはDataSpiderを広めたいという気持ちで参加しているんですか?加えて、DataSpiderが現場で活躍してくれればというような思いもあるのでしょうか?
 
はい。そうですね。DataSpiderはプログラマーではない方でも使えるようにしていますが、プログラマーの方が使うともっと活用できるツールなんですよね。ちなみに、別名『鬼に金棒ツール』と呼んでいます。
プログラマーの方は0から1をつくるスペシャリストなので、そんな方々にDataSpiderがあれば最強だよと感じてもらえたら最高ですね。だからこそDataSpiderがあるとプログラマーは必要ない!とか「だれかを排除するということではなく、共存共栄できるツール」なんです。決してプログラマーがいなくなるとかそんなことはありません。

できなかったことができた時の感動を伝えるために、僕はDataSpiderを広めたい

- 今までのお話を聞くと、「アプレッソとお客様をつなぐのが『営業の方』」で、「アプレッソの技術者と外部の技術者をつなぐのが『ハッカソン』」 。では、アプレッソと脇野さんとのつながりってなんですか?凄い個人的な話かもしれませんが(笑)
 
個人的な話ですね(笑)えーっと…僕は元々SEを目指していたんです。でも、プログラムが全然書けなかったんですよ。一時間机に座っていると寝ちゃうっていうレベルで…。完全に無理だなって思いまして…。それで営業になったんですが、ある時DataSpiderに出会って。ちょっといじってみたら今まで出来なかったことが出来てしまったんです。それで凄い感動しちゃって。この『できないものができる感動』をもっとみんなに伝えたい!と思って。
 
- 最初からアプレッソにいたわけではないんですか?
 
そうですね。もともとはSIerにいました。それで、アプレッソとはパートナーという関係だったんですが、現代表の小野に「転職したい!」と言ったら「さすがにパートナーさんは…」と断られてしまいまして(笑)ま、当然ですけどね。 
それで、元々いた会社でDataSpiderを使ったシステム・インテグレーションサービスの立ち上げを3年やって。手離れできるタイミングでもう一回転職したいって話をしたら、両社の社長同士が話してくれて円満に転職できたという(笑)
 
- 感動的な話ですね…!!
 
それで、アプレッソに入社する気で来たら「とは言っても、入社試験はあるからね」と言われましたけど!
 
- いいオチですね。(笑) もしかしたら、DataSpiderを日本一売っている男と言ってもいいのでは?
 
いやーどうですかね(笑)。弊社は代理店販売モデルで直販はないので、日本一はパートナー様ですね!まぁそれでもアプレッソに転職したのが2011年で、前職を合わせると12年DataSpiderの営業をしているので、それなりに貢献してはいると思うんですけど(笑)。
ただ、実際現場に10年以上いると、環境は激変してきているのは確かなんですが、メディアなどで言われる「時代はすぐ変わるぜ!」なんてことはないのかなと。実際の現場はゆっくり着実に変わるものなんだとは思いますね。 

新しい価値を沢山の人に届ける。脇野氏が「つなぎたいもの」とは

- それでは、次に脇野さんが取り組みたい『つなぐ』について教えてください。
 
アプレッソが2013年にセゾン情報システムズの子会社になってから、僕にとって『つなぐこと』の意味が広くなったんです。セゾン情報システムズは元々HULFTという、データ転送ソフトを開発しているのですが、データ転送の領域からシステム連携の領域までをひとつのグループとして提供できるとなると嬉しくてしょうがなくて(笑) つなぐ提案の幅が広くなったって思いましたね。
 
- 今後は多くのモノやコトをつないでいきたいんですね。
 
そうですね。僕、世の中は『個別最適化する』ということを持論としてまして。どういうことかというと、なにかひとつの機能でよいので尖ったものが、より最適化され仕組みの中で残っていく。すなわち、All in oneで全てができるプロダクトではなく、『ひとつに特化したもの』が残ると思うんですね。だからこそ、そのいいものたちを、つないでいきたいなって思います。輝いている、『いいプロダクト』をつなげるって…最高ですから。
 
- それでは最後に、脇野さんにとって『つなぐ』とはどういうことですか?
 
『新しい価値を沢山の人達に届けること』ですかね。
 
- 本日はありがとうございました。
 

編集後記

脇野氏にとって、つなぐことは「新しい価値を届けること」だといいます。営業である脇野氏は人をつなげ、プロダクトであるDataSpiderはシステムをつなぐ。
 
点と点がつながって線となることで、新しい価値が生まれる瞬間がそこにあるのです。そして、それは今後も脇野氏によって張り巡らされていくことでしょう。
 
そう。まるで、蜘蛛の糸のように。
 

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