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企業の成長に重要なのは戦略だけではなかった!? 伸びる企業の3つの共通点とは?

2015/09/01

こんにちは。『良いお店創りブログ』編集長の坂本です。 年間100社くらいのチェーンストアの方とお会いしていますが、業績が伸びている企業もあればなかなか伸びない企業もあるのが実際のところです。両者にはどのような違いがあるのでしょうか。 今回は、数々の成長企業を見てきた中で私が気づいた、“成長企業の共通点”を3つ、ご紹介したいと思います。



当たり前のことですが、各企業は経営戦略を策定し、それに基づきさまざまな事業戦略を立て、それを推進し、事業を成立させています。

・新商品の開発でこれまでターゲットになり得なかった顧客や市場を獲得する戦略。
・M&Aや居抜き出店に注力し、とにかくマーケットの“面”を押さえる戦略。
・“おもてなしの心”をテーマに営業戦略を立て、競合他社よりもよりきめ細やかな接客を行うことで、付加価値を高める戦略。

こうやって書くと、「成長企業が掲げる“成長戦略”とはなにか」を知りたい方も多いかと思いますが、実は戦略という観点で言うと「このやり方がうまくいく」「成功する確率が高い」というものは、もはや存在しなくなっているのではないでしょうか。仮に存在したところで、その戦略の寿命は、以前よりも短いものになっていると言えるでしょう。

では成長企業はどのように、成長しているのでしょうか?

私がこれまでに見てきたチェーンストアのうち伸びている企業には、以下の3つの共通点がある、と考えています。

(1)慣例に縛られない思考

「今までこうやってきたから」「これで当たり前ではないのですか?」「これをなくすと不安です」。成長企業においては、こういった“慣例優先型”の言葉を聞くことはなかなかありません。

良いと思えば迷わず実行する。慣例が成長を邪魔していれば、即座に慣例を捨てる。過去に縛られない姿勢こそが、企業の成長を担保していると言えます。

ここ数年で一気に店舗数を増やしたある飲食チェーン店においては、社長みずから店舗の厨房に入り、厨房のレイアウトを大胆に変えました。主要な導線となっていた場所の段差がオペレーション効率を大幅に下げていると考えたからです。

「今までこのレイアウトだったから」「厨房内の段差は3年前からありました」
現場のスタッフは、こう言い張りますが、過去がどうであれ、“今”オペレーションに不都合が起きているものは、徹底的に改善しています。

(2)やるか・やらないか

慣例をぶち壊していいと思ったことを当面のスタッフの“行動指針”にしたところで、それを“やるか・やらないか”、“すぐやるかどうか”で結果は違ったものになります。
当然ですが、そのスピード感があることが重要だと言えますが、成長企業ほどそれは顕著です。

過去に全250店舗、社員一万人以上が使う仕組みを、たったの2週間でカットオーバーさせた企業もありました。一見乱暴とも言えるかもしれませんが、“いいと思ったことはすぐにやる”という気概がそれを実現させた、と改めて感じるエピソードでした。(支援する我々も大変だったのですが。。)

(3)振り返り、修正をすることを恐れない

誰もが“行動に対する振り返りをすべきだ”と思ってはいるものの、日々の業務に忙殺され、やりっぱなしになることが多いのが実情のようです。

しかし、成長企業においては、そうはさせていません。
進め方や仕組みづくりが巧く、部署横断の改善プロジェクトが数多く走っていても、それらを束ねてしっかり管理する体制も時間も整えられています。

先ほどとはまた別の、成長を続けているある飲食チェーンでは、半年かけて開発した新メニューが思うように売れなかった場合、店長の判断ですぐにその新メニューを取り下げています。本部側がこういった動きを推奨しているのです。

以上の3つの点を振り返ると、成長企業とはビジネスにおける“当たり前”を徹底できている企業であると言えます。

チェーンストアは、個人経営の商店をやっているのではないわけですから、「スピード感を持って、いいと思ったことはすぐにやりましょう。」と言ったところで、それを妨げる内的要因・外的要因が多いのも、事実です。

しかしながら、些細なことでもいいので、いいと思った方向に舵を取る。わずかな変化でもいいので、その変化を全スタッフで共有し、実行し、振り返る。
成長企業になるには、このようなことが求められていると言えます。