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【後編】店舗数を増やしたら、店舗業務の負荷が増える!?出店計画を阻害する要因とは。

2015/08/22

こんにちは。「良いお店創りブログ」編集長の坂本です。
前編
では、「出店計画を阻害する要因」について迫り、阻害要因を取り除くには、特に「“オペレーション業務の簡素化”が大事」ということをお伝えしました。

今回は「出店計画を阻害する要因」のもう1つ、店舗数が増えることによって増大する「店舗の業務負荷」について書きたいと思います。

店舗間の異動が、売り上げ減に繋がる!?

店舗数が増えると「店舗間の異動」「店舗が受け取る情報量」が多くなります。急成長の前に、この2つが多くなることで起きる状況に備えておかなければ、コストアップの原因になってしまいます。それはなぜでしょうか? 異動と情報量の問題について、分けて考えてみます。

<店舗間の異動が増えると・・・>
新店舗が出来た場合、大事なのは店長。安定した店舗運営まで立ち上げられる能力が求められるので、なるべくなら優秀な店長に任せたいものです。その新店舗の店長に、A店の店長が抜粋されて異動したとします。A店店長の後任にはB店の店長が異動して、B店店長の後任にはC店の店長が……というように、玉突き異動が多くなります。そして異動後、各店では、新たにA店に赴任したB店店長やB店に赴任したC店店長は、移動先店舗の過去の情報や、周辺情報を把握するのに時間と手間をかけることになってしまいます。引き継ぎや申し送り事項に漏れがあることで、新店長がお店に関する情報を把握できていないと、ミスを起こすリスクが高まってしまいます。

例えば、把握していない情報があることで、以下のようなことが起こるリスクがあるでしょう。

常連のお客様の情報を把握していない。
→そのお客様への対応でミスをしてしまう。これまでの顧客が離れてしまい、売り上げ減となってしまいます。
・その店舗ならではの売れ筋商品などの情報を把握していない。
→発注数を誤り、欠品や過剰在庫を生んでしまいます。

引継ぎや申し送り事項の漏れを防ぐには、情報の保管場所や保管方法を共通化すると良いでしょう。異動した時に「まず目を通す」場所が全店で共通化されていれば、突然の異動でも引継ぎ情報を漏れなく伝えることが可能になりますね。

情報が増えると、店舗の業務も増える

<店舗が受ける情報量が増えると・・・>
店舗数が増えていくと、店舗が受け取る情報量が増えていきます。その理由は2つあります。
1) 店舗の数だけ、コミュニケーションのルートが増える
2) 店舗の数だけ、共有すべき情報が増える

店舗側で、受け取る情報量が多くなればなるほど、触れる情報も増え、その分判断を迫られることも多くなります。すべての情報に触れ・判断することは、そのまま店舗での業務負荷となり、情報に触れている間は売上を生み出すことに時間を使えず、コストアップに繋がってしまいます。

しかし、情報が増えることによる業務負荷の増大は、事前に解消できます
「伝えるべき情報はこれ」「今後共有しなくていい情報はこれ」というように決めてしまい、コミュニケーションの棚卸・整理をしておけば、対応に困らないのです。

“新規出店戦略“というと「如何に良い立地に出店するか」が優先的に考えられます。しかし前編で述べた「人員不足」や後編で述べた「情報量の増加」といった、店舗数が増えた後に起こリスクについても、事前に考慮した「先回りの新規出店戦略」が、企業のスムーズな成長を実現するのではないでしょうか。

【前編】はこちら。