チェーンストアの店長の皆さん、本当にやりたい仕事、出来ていますか?

こんにちは。「良いお店創りブログ」編集長の坂本です。今は年末商戦真っ只中ですね。忙しくしている方も多いのではないでしょうか。
突然ですが、店長の皆さんは、最近何を重視してお店を運営していますか?もしかしたら、売り上げを上げることよりも、コストを削減することが一番に気になっていたりしませんか?さらに具体的に言うと「シフト勤務するアルバイトの調整」だったりしませんか?
実はこれ、以前店長をしていて現在はチェーン本部に勤務されている方が実際に答えたことなのです。 でもそれが店長の本来の業務でしょうか?“店長が本来やるべき仕事”は何でしょう。

いつもとは違った気づきがあるかも?


「利益を生む」ために陥ってしまう危険なスパイラル

“店長がやるべきこと”は-いろんな観点がありますが-1:売上を最大限に上げることだと思います。そして、2:コストを最小にして、3:利益を出し続ける、この3つだと思います。言うまでもありませんが、お客様にいつでも良いサービスを提供し続ければ、3つとも成果があらわれてくると思うのです。そして得られたものを本部にフィードバックして、チェーン全体で情報を共有することで、「良いお店」がたくさん創られていくわけですね。

でも最近、その3つの流れがうまくいっていない店舗さんも多いのではないでしょうか?

景気の冷え込みや、競争の激化で、昨今売上を上げようと販促企画を実施しても、なかなか効果が出ないことが多くなってきていると思います。そうなると、利益を担保するために、「まずコストを削減しよう」という意識が高まります。また、コスト削減は即効性や確実性があるので、選びやすい対策なのではないかと思います。店舗運営部でもコストをコントロールできる店長がよい店長、と認める動きが多くなっていますね。
店長として一番コストを削れるのは「人件費」だと思います。そして店舗で働く方の多くが、「アルバイトさん、パートさん」。その人件費は通常、固定費ではなく変動費の要素が強いので、なおのことコントロールしやすい。ただ人件費を削って、シフトを薄くすることは、マイナスのサイクルを生んでしまうかもしれないのです。


人件費削減ではなく、どこから手を付けるべきなんだろう?


↑売上の低下がコスト削減を加速させ、過剰になるとサービス品質の低下を招く。
結果、売上をさらに下げてしまう、という魔のスパイラル


人件費などの「人的リソースへの費用配分」を減らすと一時的な利益は確保できます。しかし、サービスや接客レベルが下がってしまい、魅力のないお店になってしまい、結果として売り上げが下がってしまうのです。それが本当にお客様にとって「良いお店」でしょうか?

大事なのは「継続的に良いお店でいられること」で、それは結果的に「利益が出続ける店舗」になります。「良いお店」の成功事例を共有すれば、チェーン全体で「良いお店」を創り出すことができるのです。
一度「人件費」から目を離して、お客様にとって「良いお店」になっているか、を改めて考えてみてはいかがでしょうか?視点を変えると、何から取り組むべきか、見えてくるかもしれません。


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